CICLOREの自転車は永く愛用することを想定して作られています。それはモノ造り編でご紹介した通りプロダクトとしての精度や安全性の高さが時間耐性を生み出すというコンセプトに込められています。今回はそこから先のお話し、プロダクトの生産背景以外で長く愛用する要素とはどんなことなのか?を考えてみたいと思います。
私自身がモノを購入する際恐らく一番気にしている事はそれが自分の価値軸に合っているかどうか?だと思っています。ふと、触れる際にニヤッと嬉しくなってしまうモノになるかどうかは言語化が難しいのですが愛着を持つ対象になっている事だと思います。
Around Urban 新色 Trian Purple
恐らくプロダクトから得られる満足感、例えば高級ブランドネームに対する所有欲は典型的な「持つ(買う)」喜びだとは思うのですが、CICLOREでは手に入れたものを使って生み出される豊かな時間・経験こそが重要だと考えています。
そして今回は購入の最初の一歩、何処で買うのか?というお話しです。アイテムを手に入れる経験も全て含んで「良い」という感情が生まれていると仮説を立てるなら「何を買う」と同じように「何処で買う」という事が後の愛着に影響すると思うのです。
特に自転車のようなアイテムはどこで手に入れるかという事がとても重要な気がします。自転車は買って終わりではなく買ってからが始まりであり、メンテナンスや故障の対応、また同じ趣味を持つコミュニティへの参加など実際にコミュニケーションをとる事ができる実店舗での購入が圧倒的に重要だと思うので。
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上海而意(アールイー)店舗のメカニックブースの様子
CICLOREは北京や上海ではRE(而意)のリアル店舗で販売していますが、2025年現在、日本に於いては日本全国のショップ様にお取り扱いをお願いしています。REとしてその運営スタイルが共感できるショップ様から先ずお声掛けをスタートしているのですが、これは先に述べた「どこで手に入れる?」という事に密接に繋がっているから。
元々私自身が自転車業界出身ではなく業界の商習慣に馴染が無い異端な存在である自覚はあります、とは言え14歳から本格的に自転車に乗ってきているので愛好家として良いショップとはどのようなお店なのか?という評価軸は持っています。言い表すなら自転車文化と得意分野への熱い情熱を持ち、ショップのコミュニティを大切にしながら運営しているお店という事になるかと思います。これはREが実際にお店を運営する中で常に目指し、現在進行中で取り組む課題にも重なりますね。
通販大国の外国に比べて日本は圧倒的にリアル店舗のレベルが高く、この点は日本のショップの強みだと思います。店舗でのコミュニケーションを避け通販などで買い物を済ませる傾向もあると思いますが、私自身はこれほど店頭のレベルが高い日本にいるならそれを活用しないのは勿体ないと思います。
そしてこの度CICLOREをお取り扱い頂くショップ様のディーラーリストを公開致しました。
まだまだお声掛けが出来ていない気になるショップ様も全国に多くあり、順次リストは増えていく予定です。CICLOREとしては出来る限り実際にショップ様にお邪魔してコミュニケーションをとってからお取引が開始出来ればと思っています。現在掲載されていれるショップ様も実際にお邪魔してコミュニケーションを深めてからお付き合いがスタートしています。そしてどちらのショップ様も先ほど述べた良いお店である事は間違いありません。
オレンヂポルテ様
サイクスハウスしぶや様

和田サイクル様

盆栽自転車店様

FLIP & FLOP様

HAPPY & SLAPPY様

Velow’s様

サイクルショップ エイリン丸太町店様

エレファントサイクル様

サイクリングショップ ヤマネ様

BLUE CYCLE LABO様

BLUE CYCLE 高松様
今後も全国のショップ様にお邪魔するかと思いますが、その際は是非よろしくお願い申し上げます!
CICLORE ディレクター 鈴木

